本日のゲストは、NPO法人マドレボニータの代表をされている吉岡マコ様でした。
「企業家に学ぶ」の授業では、出産というおめでたい出来事の裏に潜む「産後うつ」「夫婦の不和」「乳児虐待」などの深刻なリスクについて詳しくお話をしてくださいました。そして母となった女性が健康で自分らしくイキイキと日々を過ごすための秘訣を、自身の出産の経験も交えながらお話してくださいました。
吉岡様は、女性らしい柔らかな印象に加えて、真っ直ぐに芯が通っているエネルギーにあふれた方だということが講義を聴いていて伝わってきました。魅力的な人柄とそのお話に、受講者は男性女性問わず聞き入り、真剣にメモを取っていました。
そして芦澤ゼミ毎週恒例の座談会ティーパーティにもお越しいただきました。テーマは『「モチベーション」「先見性」の持続について』。まさに今ゼミのプロジェクトで問題になっているビジョン設定に関する貴重なお話を伺うことができました。「見えるビジョンは常に変化していて、大きいことを掲げるとぼんやりしてしまう。具体化・言語化することが大事。」「まずは自分の身近なところをどう変えていくのか。そして実践していく中でいかにそれを考察するかが重要であり、そのプロセスを行う中でモチベーションが持続されていく。」その吉岡様のお話は全て実体験に基づいていて、今の芦澤ゼミが進んでいくためのヒントがたくさん詰まっていました。
また、「助け合う」ということの難しさについても考えるきっかけとなりました。それはゼミ活動に限らずどんな場面においても言えることで、「大丈夫」と言って一人で抱え込まずに誰かに頼むのはとても勇気がいること。誰でもSOSを気軽に出せるような仕組みづくりをすることが重要であると学びました。
そして「芦澤ゼミらしさ」とは具体的に何なのかを考え、「自分達のやっていることへの誇り・自信」を持つことの重要性など、日々の活動の中で見失っていたことをたくさん発見できました。貴重なお話をありがとうございました!
吉岡様の半生を綴った本はこちらです!皆が社会をより良く変える力を持っていると思える本です!
http://www.shogakukan.co.jp/books/09388441
吉岡様のFaceBookページにも本日の様子を取り上げていただきました!
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