20200212_最近の小学生のプログラミングスキルに圧倒された話。

時は2019年11月上旬。

「あー、キャッチボール楽しいなぁ」(これが文系大学生の現実、勉強はどうした←)

ピコン、ふと携帯を見ると僕ら芦澤ゼミが普段から使っているコミュニケーションアプリ『Slack』に通知が来ていた。僕らの親愛なる芦澤先生からの連絡だ。

ズバリ、Aozora Factoryが中止になってしまい、Aozora Factoryのために準備してきたNTT東日本さんとのコラボ企画「プログラミング教室」を、今度はつつじが丘小学校で実現させようという話だ。

↑ちょうど、特にやることもなくヒマしていたカジガイとわたる。

「やります!」と声をあげた。


その時から僕とわたるの苦節の四か月間が始まった。

あまりに大変すぎてわたるは一回ゼミをお休みした(ほんとはタダの寝坊です)。

↑えいちゃんに叱られるわたる

まあ、そんなこんなでNTT東日本の金澤さんと幾度か社会人との力の違いを痛感する打ち合わせをし、

っていや、中華街満喫してるやーん。

※NTT東日本神奈川事業部さんは関内にオフィスがあります。


また、他のゼミ生に今回のプロジェクトで使用するプログラミングロボット“Sota”の使い方講座などと色々やりました。カジガイとわたる。

そして迎えたNTTコラボ当日。2月12日(水)。

ってなわけで来てしまいました。つつじが丘小学校。

必死に準備を進めていきます。

今日のために色々準備したとはいえ、授業開始までにやれることはとことんやっていくスタイル。

まー、こんだけ準備してきたからヨユーだよね!

↓最近TOEICクリアして絶好調の長瀬選手(右)

早速授業スタート。うんうん、練習通り。

わたるが説明してカジガイ選手がその説明に合わせて華麗にプログラミングしていく~~~。




ん?あれれ?

だめだ。Sotaがうまく動いてくれん…

「今日は機嫌悪いのかなー?」なんて小学生を笑かしながらも実は心臓バクバクのカジガイとわたる。

↑思わず壁にのめり込むわたる

そして、NTTの金澤さんやSotaのプログラミングソフトを作った会社の社長さんの力を借りながらなんとかやり遂げました。


全体の流れとしては次のような感じ。

一コマ目:カジガイ先生とわたる先生のプログラミングとはなんぞやっていう授業

二コマ目:3~4人の班に分かれて、レッツプログラミング

三コマ目:二コマ目で作ったやつをそれぞれ発表


お次が二コマ目。これがすごいのなんの。。。

自分たちが小学生だったころはタイピングだって満足に出来なかったのに、つつじが丘小学校の六年生たちは当たり前のようにやり遂げちゃう。

「プログラミング好き?」って聞くと、「大好き!!!中学生になったらICTクラブに入る!」なんて子もいるくらい。

カワイイお姉さん、カッコいいお兄さんに丁寧に教えてもらえてみんな満足なご様子。

まあもっとも、僕たち大学生が教えなきゃいけないとこなんてほとんどなくて最近の小学生はこんなにも優秀なのかとみんなびっくり。

↑最近の小学生スゴイ、、、驚嘆する長瀬選手

授業の段階から実際にプログラミングするところまで、Wi-Fiの調子やSotaの機嫌?が良くなかったこともあってバタバタしました。

それでも最後はみんな楽しそうにやってくれていてほんとに頑張ってよかったな、と。

↑Sotaの機能を使ってぱしゃり。とっても楽しそう!



最後に今回のプロジェクトの学びを整理します。

1. 準備はしてもしすぎということはない

今回はNTT東日本の金澤さんの強力なサポートがあったからこそやり切れたもので、本当に様々な準備を重ねました。ゼロからイチを創るってことは本当に大変なことで、資料の作り込み(いかにして小学生にもわかりやすいものにするか)、授業をする際の言葉選び、などなど工夫しました。

もし、あまり準備をせずに挑んでいたら自分たちにとっても、小学生のみんなにとっても充実した時間にはならなかったのではないかなと思います。


2. イベントでは不測の事態が当たり前のように起こり得る

事前のチェックでは、ちゃんと動いてくれていたSota。でも実際本番やってみると、プログラミングした通りに動いてくれない、音声認識をしてくれないなどのトラブルが多発しました。でもそんなとき、自分たち大学生が不安な顔をしていたら、きっと小学生のみんなも不安になって、つまらなく感じてしまいます。もしかしたらそのせいで、その子たちはプログラミングってあんまり面白くなかったなってマイナスイメージを持ってしまうかもしれません。

そんな意味で、今回とっさに機転を利かせられて、場を持たせられたのは良かったです。今回の経験を生かしてもっと、不測の事態に場を和ませる力を付けていきたいです(笑)。


3. 今の小学生のプログラミングに対する認識と今後の自分たちのスタンス

上にもちょこっと書きましたが、今の子たちは電子機器を当たり前に触っているし、プログラミングに対する関心もすごくある。そんな子たちが成長して将来一緒に働くとなったら僕たちの仕事が奪われちゃいかねない(笑)。

プログラミングを教えに行ったのに、小学生のみんなに、僕ら大学生がいろんなことを気づかせてもらう、そんな貴重な機会になりました。

最後に今回このような素晴らしい機会を与えてくれた芦澤先生や準備から当日の運営までたくさんサポートしてくださったNTT東日本の金澤さん、大田さん、さらにはいつも僕ら芦澤ゼミ生のことを支援して下さる横浜市大の職員の方々、殊に今回同行して下さった広報室松田さんにこの場を借りて感謝申し上げます。

p.s.

僕ら大学生ももっと勉強頑張らなきゃな―。

キャッチボールもいいけど、プログラミングとか頑張ってみます。

二年梶谷

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