4月25日、5月9日、16日の3週にかけてLINKAI、Aozora Factoryについて学ぶゼミ活動を行いました。2年生にとっては新たな知識を蓄える機会となり、3年生にとっては今まで見えていなかった課題などを知ることもでき、全てがとても学びの多い時間でした。
4月25日 横浜市経済局訪問
関内にあるメディアビジネスセンタービルにあるIDECさんの会議室で、横浜市経済局の方々からお話を伺いました。
LINKAI横浜金沢の歴史についてお話をしていただきました。
約40年という長い歴史の中での困難や成長について初めて知ること、改めて知ることがたくさんありました。中でもLINKAIの抱える課題については、今まで見えていなかった部分も多く、改めて解決策を考える機会となりました。
団地内に企業を誘致するにあたっての課題、企業間連携についての課題、高齢者に向けた配慮といった課題、疑問点について議論し、今後のゼミの活動でできることを考えました。
また、I・TOP、LIPというイノベーション都市を目指す横浜市の取り組みについてもお話をしていただきました。
企業がやりたいことに挑戦できるプラットフォーム作りはもちろん、IoTに対する正しい知識をつけ、オープンイノベーション志向を持つ中小企業を増やしていくことが、多くのイノベーションを生むためにも必要なことなのだと感じました。
5月9日 山陽印刷訪問
LINKAIにある、山陽印刷さんに訪問し、Aozora Factoryの第一線で活動している方々からお話をお伺いしました。
Aozora Factoryへの思い、現在の課題、今後について、様々な議題をパネルディスカッションという形でお話していただきました。
我々ゼミ生にとっても、皆様の思いを感じ、Aozora Factoryに対してどんな関わり方ができるのか、改めて考える機会となりました。
たくさんの刺激がある、とAozora Factoryを継続していただいていることを知り、我々ゼミ生も刺激を与え、与えられる関係性を保っていけるよう尽力したいと思いました。
また、ヨコハマ機構さんが出店されているワークショップ「トントンマキマキ」を実際に体験させていただきました。
実際にトンカチを使って釘を打つという体験は私たちのような年代になってもワクワク感があり、中小企業の技術・製品に触れる貴重な機会であることを改めて感じました。
最後には、山陽印刷さんの工場内を見学させていただきました。
小学生以来の体験にワクワクしながらも、いつも自分たちが目にする印刷物がどのようにできているのか、そこにどのように人やコンピューターなどのデジタル技術が関わっているのか、様々な視点から見て感じるものがありました。
中小企業の製品・技術を近くで体感できる貴重な経験となりました。
5月16日 雲のプログラミング教室
雲のプログラミング教室の皆様にキャンパスにお越しいただき、「ラズベリーパイ」をを使って最先端技術の仕組みについて学びました。
実際に自らシステムを作り上げることによって、仕組みを深く理解することができました。
元々プログラミングやAIに興味があった学生にはより大きな刺激となり、最先端技術をあまり受容しきれていなかった学生も、AIに興味が沸く機会となりました。
アイデアシンキングのワークショップでは、ラズペリーパイを使ってゼミ内、身近にある困りごとを解決できないかを考えました。
AIとは思っていたよりも身近なものであり、それを身の回りの課題解決に活用することで暮らしがより豊かになるのだ、ということを学びました。
この3週間を通して、LINKAI、そしてAozora Factoryの未来について学び、考えました。
ゼミ生として何ができるのか、何をしたら良いのかを全員で議論しながら、LINKAIにも、Aozora Factoryにもイノベーションを起こし続けられるようなゼミでありたいと思いました。
最後に、このような学びの場を作ってくださった皆様にこの場をお借りして感謝申し上げます。
ありがとうございました。
(文責 3年野村)
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