一夜を明かし、いよいお本格的なフィールドワークの始まりです。
二日目、三日目は3チームに分かれて行動します。
この3チームとは、今回のADBプロジェクトで取り上げる、”常石造船株式会社”、”萬世リサイクルシステムズ(株)”、”ワクワークイングリッシュ”の三社にそれぞれ分かれています。
私はワクワークチームとして、セブ島にあるロレガ地区に訪れましたが、写真の通り、インフラが整備されておらず、安心・安全な環境ではなかったことに驚きました。
GKロレガの住民であるアルマさんとエレンさんの2名にお話を伺いました。
エレンさんはGKロレガの長であり、そこでの生活の現状をお聞きすることができました。現在GKロレガという地区には自分たちの強い思いで実現した集合住宅の建設が進み、安定した住居の確保ができたことで、生活の多くの面で前進することができたとおっしゃっていました。他のロレガの地域よりも、コミュニティ内での繋がりが強く、GK内の広場ではよく住民が集い交流しているのが印象的でした。
アルマさんにはワクワークのグランティーズであるお子様がいます。また彼女自身もワクママカフェで働いていて、ワクママカフェでの仕事やお子様に期待することなどをお話ししてくださいました。ワクママカフェは、セブ市のロレガ地区に住むお父さんお母さんの「しっかり働いて、子どもたちを学校に行かせたい!」という想いからスタートし、アルマさんは責任ある役職についています。ここでは、自分の裁量でカフェの運営ができる反面、マネジメントなど難しいこともあります。しかし、それはやりがいのある仕事ですし、何より子供のそばにいながらその夢を応援できるため、ワクママカフェで働くことに幸せを感じている様子が印象的でした。
ワクワークセンターの模型です。
ワクワークオフィスでの様子。
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